8/7-10 day112-115 ホームステイ最後の週

月曜日と火曜日は二日とも先週の続きで車を磨いた。土曜日にトルコ人夫婦が帰国したからなんだか寂しい。研磨剤をどんどん細かくしていって何回も磨いたから最終的には車の表面がツルツルになった。火曜日は母親の友達家族が遊びに来てて、夜ご飯は寿司パーティを開こうって話になったからほどほどに車磨きを切り上げて、みんなで買い出しに行った。当然、寿司を準備するのは自分。馬鹿でかいサーモンの切り身をドヤ顔で捌いた。寿司作りを目の前で見れるのはかなり貴重らしく、子供達はビデオを構えて録画をしてて、お母さんは横でメモを取ってた。いかにも日常的にやってますよって感じで寿司についてそれっぽく説明しながら作った。内心めちゃめちゃ緊張してた。なんたって、寿司なんて初めて作るから！口が裂けても言えへん！！生まれて初めて魚の皮をひいたけど、めちゃ上手くできて、ほんまは喜びたかったのに必死にすかした顔を崩さないようにしてた。一通り下準備をして作り方を教えたあとは子供達に自由に作らせた。これがびっくりするくらい盛り上がって、一瞬にしてヒーローになった。マジでめちゃ盛り上がった。そして人気者になった。マケドニアで出会った日本人が言ってた「道端で適当に寿司握ったらめちゃ売れるで」って言うのはガチかも知れへん。世の中は需要と供給、供給が足りてない所に行けば誰でも輝ける。

研磨器

可愛過ぎ

研磨剤、これ、シーブリーズの紫の匂いする、超絶懐かしい

うま

初めてにしては上出来、天才かも

守りたい、この笑顔

いい感じ

母のメモ

水曜日は鉄のガラクタを集めて業者に持っていって売りに行った。ガラクタって言っても2メートルくらいある鉄のポールやったり、若干釘が飛び出てる何かの鉄枠やったりで結構重労働やった。ついでにちょっと怪我をした、いてぇ。午後はちょっとだけ土嚢を作って終わり。今日は久々にちゃんと晴れたから、午後はサイクリングして近くの車の博物館？的な所に行った。ここぞのばかりにみんな外で活発的に活動してた。子供達は水溜りで遊んでた。水溜りというか、池を作るために途中まで掘ってた穴に結構な水が溜まってしまっただけ。緑色でなんか虫もいて、水遊びできる状態じゃなかったけど、子供達は遊んでた。親も止める気ゼロやった。僕はドン引きしてました、すげぇや。夜ご飯も外で食べた。太陽がありがたすぎて、出来るだけ日光を浴びた。今この瞬間を楽しむことってめっちゃ大事やなって思った、次いつ晴れるかわからんから。人間もいつ死ぬか分からんし、明日が来ない可能性も十分にある。だから生きてる今この瞬間の幸せをもっと噛み締めていきたい。突然の哲学。

ガラクタぶん投げ大会

破れた

負傷

手持ちミシンぶっ壊して修理大会

みんな大好きコルベット

楽園

大晴なので夕食は外

うまそう

庭で採れたきゅうりのサイズがおかしい

きたねええええええ、緑やん

木曜日は木のドアに塗料を塗って、その後は軒？の修繕をした。今日が最終日で明日出発するからこれが最後の仕事。ドアの色塗りはかなり没頭して、無我夢中に塗ってた。軒の修繕っていうのは、2階バルコニーの出っ張り部分の側面の木材が腐ってたから、腐ってかけてる部分をパテで埋めてから上から新しく塗装をする。高さ2メートル以上の台で作業をしてたから普通に怖かったけど、後ろを振り返ったらめちゃめちゃ景色がいい。作業が終わってちょっと感慨深かった。あっという間に2週間以上が経った。1日5時間くらいしか手伝ってないから残りの時間はかなり暇なのかと思ったけど、ご飯の準備をしたり、散歩したり、お喋りしたりしてたら全くそんなことはなかった。時間がかなりゆっくり進んでるし、それに慣れてしまった自分がいて、今日本に帰ったらショックを受けそうで少し怖い。時間の過ぎ方は小学校の時の夏休みにすごく近い。気が向いたことをしてたらいつの間にか寝る時間になってる、みたいな。幸せやけど、人として成長した気がしない感情も少しある。まあ、普通に生きてたら体験できへんことやし、世の中に無駄なことなんてあまりないから、この経験が未来のどっかのタイミングで生きてくるはず！そんな気がする！