宿の背後にある山が気になりすぎて、午前中は時間ギリギリまでその山を散策してきた。朝、宿のオーナーさんがコーヒーとお菓子をくれた、優しい世界線。コーヒーは不思議な味をしてて、全然苦くなくてどちらかというと紅茶に近い風味。目を瞑って飲んだらコーヒーとは思わん。どこ産のものなのか聞いとけばよかった。
途中馬の群に遭遇した。人生でトップクラスに怖かった、マジで死ぬかと思った、怖すぎて写真撮ってない。馬の大群がこっちに向かって走ってくんねん、恐怖でしかない。ギリギリ馬の進路から避けれたから助かった。競馬の天皇杯とかの迫力の比じゃない、誰もコントロールしてないし、数も30頭以上おった。あの地鳴りは一生忘れへん気がする。あ、牛もおった。あまり観光用の場所じゃないからか動物が大量に放牧されてた。景色も最高やった、言葉で形容するものではない。
トビリシに帰るバスは15ラリの直通を使った。途中で15分間のトイレ休憩が一回あった。この帰りのバスが面白かった。運転手の運転がアトラクションすぎたし、色々とツッコミどころが多かった。
まず、出発したと思ったら急に自宅に帰り始めた。もうこの時点でおもろい。
んで、家の前に車を止めて、20分くらい車の修理をしてた、自由かよ、客乗ってんねんけど!!
でも誰も怒ることはなく、何人かは外でタバコを吸いながら待ってた。
オイルまみれの手を洗いもせず、適当に雑巾で拭いてようやく出発。
道路でゆっくり歩いてる牛を綺麗に避けながら、意味わからん速さで飛ばしてた、もちろん車を追い抜く時は反対車線から。
途中から電話をしながらタバコを吸いながら上り坂でギアチェンジをしながら反対車線を爆走してた。流石に器用すぎて、この辺からは感動してた。
ちなみに運転席のシートベルトはガチャってするところが壊れてて、警察が見えたら手で抑えてシートベルトをしてる風にしてた。一応警察の前ではちゃんとするんやってなった。
行きも帰りもロシアに続く一本の軍用道路をひたすら進んでて、ここを軍用車とかミサイルとかが通ってたんやと思うとちょっとワクワクする。
そんなことを想像しながらクレイジーな運転に揺られて寝落ち。暑くて起きた、暑いっていうことはトビリシにもうすぐ着くってこと。結局帰りは4、5時間くらいかかった。
トビリシに戻ってからはこの前食べ損ねたヒンカリを求めて探検。
ネットで見つけた評価が高そうなお店は閉まってたり、現金オンリーやったりと、なんやかんやで妥協したお店に入った。
美味しかったけど、絶対もっと美味しい店があったはず。
現金がもっとあればな、、しゃーない、これも運命。教会のライトアップも見てきた。
今日は結構動いた、リア充しすぎた。いっぱい動いたは充実するけど、これが毎日続くとどんどん満足度が減る、そのタイミングでダラダラする日とか、ゆっくり調べ物をする日を入れるとかなり良い。何事も強弱をつけることが大事なのかもしれへん。問題は旅の終盤になってもその塩梅が中々分からない。
宿の共用部分、2泊70GEL(4000円くらい)
庭
今日もいい朝
道があまり舗装されてない
フットサル場
標高が上がってきた、昨日行った山が見える
キタサンブラック達
ひたすら歩く
ここを目指してた
感無量
すげえええええ
人間がいかに小さいかが分かる
ビーフ
空気が美味しい
帰りのバスはラスト2席しかなかった、危ない
バス停はここ、声をかけずにただ乗ればいいみたい、お金の回収は向こうからやってくる
シートベルトは概念
ベッコベコ
ただいまトビリシ
ヒンカリ、この後追加で5個頼んだ。調子に乗って白ワインも。
牛肉
ポテト
ライトアップ綺麗
iPhoneの限界
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