4/21 day4 ストライキ発生 フュッセンへ

 午前の電車に乗ってフュッセンに行くけど、その前に屋内市場を見てみたかったから早起きして皆が寝てる中ドミトリーを出た。シュツットガルトは起伏がいっぱいあって、歩いてるだけで筋トレになる。市場に向かう道中色々見つけた。

起伏と線路

太陽光充電ベンチ(濡れてた)

卓球台(湾曲)。

ベンツ(電気のやつ、日本で見たことない)

 市場到着。Marthalle Stuttgartって名前で、マルクトハレって読むみたい。二階建てで、一階には野菜とかパンとか肉とかチーズとか調味料とか、色々売ってた。二階はレストランになってて、食事を楽しみながら一階の売り場を眺めれる。歴史がある市場みたいで、世界大戦も経験してるらしい。

ドイツといえばのパン購入(1EUR)

 時間になって駅に向かったら、ここで事件発生。なんと、ストライキらしい。電車が一個も動いてない。待てば代替の列車に乗れるみたいやけど、それがいつ来るかもわからん。全然待っても良かったけど、折角やから鉄道封印して見ようってなった。今思えば、アドレナリン出まくってた。

多分テレビの取材、映りたい。

 blablacarっていうカーシェアサービスがあったからそれに挑戦した。目的地とか方向が近かったらガソリン代をみんなで出して安く移動しよう!っていう感じのサービス。元々存在は知ってて、ヨーロッパに慣れてきたらやろうかなって思ってたけど、もう今やなって脳が判断した、ほぼ脊髄判断。偶然フュッセン行きの車があったから早速予約した。拾ってくれる場所に行くには地下鉄に乗らなあかんくて、地下鉄のホームに行ったら地下鉄も止まってた。やらかした、バスもトラムも動いてたから、地下鉄も動いてるって勝手に思い込んでた。警察に聞いたら地下鉄もいつ動くか分からんって言われた。電光掲示板にはあと30分で再開するって書いてある(それに乗ればギリギリ間に合う)けど、ここは警察を信じよう。

調べてくれてる優しい警察

 そうなると予約した車をキャンセルしなあかん。いきなりキャンセルをすると思わんかった、アプリに従ってキャンセルの手続きしたらできた。んで、奇跡的にもう一台フュッセンに向かう車を見つけたからもう一回予約したら、予約できたのに今度は向こうにキャンセルされた。え?そう言うパターンもあるん。もうここまできたら普通に楽しかった。で、幸運すぎて、もう一台おったからそれを予約して、メッセージ送って(キャンセルされたら困るから直接確認、失敗から早速学ぶ)、返信を待ってる間に拾ってくれる場所に向かった。この時地下鉄の運行は再開してた。拾ってくれる場所がシュツットガルト大学の近くやったから、キャンパス内に入ってwifiを繋いでとりあえずドイツ鉄道にお問合せメール送った。返金されたら嬉しいな。その間にインスタでストライキストーリーを上げてて、ちょうど昨日の同級生が心配してくれててなんか色々連絡とってくれてた、さんきゅ。たまたまその同級生の友達がシュツットガルト大学らしく、最悪泊めてくれるってなった。もう奇跡の連続すぎる。んでその友達の連絡先もらって、気づいたら一緒にキャンパスの芝生でキャッチボールしてた。なんなら最終的には4人に増えててみんなで喋ってた。無事blablacarからも返信がきて、フュッセンに向かうことができた。豪運すぎてびっくりする。

キャンパス広すぎ問題

 blablacarは運転手がドイツの方で、助手席にもう1人乗せてた。狭かったけど、乗れただけで達成感やばかった。3人で話してて、途中で助手席の人が降りて、運転手と2人で話してフュッセンについたって流れ。2人は日本について興味津々で、交通ルールからパチンコまで幅広く聞かれた。答えられへんことも多くて、日本について何も知らんなって思い知らされた、多分何も考えずに生きてきた。聞いてくるのと同じくらい色々教えてくれた。日本の初任給の低さにびっくりしてた。運転手の方も今年修士を卒業したらしく、今はスノボのインストラクターやってて、雪山に向かってるみたい。プログラミング関係で修士とったけど、今はとりあえず趣味を仕事にしてるみたい、素敵。ベルリンとかフランクフルトはドイツじゃない、本当のドイツは南側だけやって言ってた、めちゃ言うやん。

車内はこんな感じ。車はマツダ、壊れにくいらしい。

 話してる間はずっとアウトバーンで平均140kmくらいで進んでた。それでも普通に他の車に抜かされる世界線。ほんまに速度無制限やった、教科書は嘘ついてなかった。結果、電車やったら4、5時間かかるところを2時間で到着、これがアウトバーンパワー。値段は電車の1/3以下、えげつないサービスや。

アルプス山脈が見えてきたの図

 無事ドミトリーに辿り着けて、全体的に綺麗やった。台湾の留学生とエジプトの留学生とその妹の3人と同じ部屋で、全員女性やったからドア開けた瞬間部屋間違えたんかと思った。日本に行った時、道を聞きたかったのに誰に聞いても英語話せなくて驚いたって言われて、やっぱそうかって普通に納得してしまった。英語教育のカリキュラムが良くないのかもな、あくまで英語は会話の手段やからスピーキングをメインにやっても良いんじゃないかって思う。中高の義務教育で6年英語を習うのに全然話せないのはちょっと勿体無い気もする。読み書きはある程度できるようになるけど。みんなもっと頑張ろう!!って思った(笑)。

今日の寝床。部屋全体の写真撮らんかい!!

 とにかく朝から色々あって、運も良く、ワクワクした1日を過ごした。良い経験した、ありがとうストライキ!!

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