この日の日記のデータも消えてた、結構書いた気がするからかなり痛い。頑張って思い出しながら再現する。
今日はヒッチハイクチャレンジをした。モンテネグロのコトルに向かう。10時くらいに宿を出てそのままヒッチハイクポイントに向かった。最初のポイントで30分くらい段ボール掲げたけど、反応が悪すぎるから2個目のポイントに。こっちの方が本命、ただちょっと遠かったから取り敢えず近い方でやってた。
2個目のポイントは結構みんな反応してくれる。反応っていうのは止まってくれるとかじゃなく、首を振ったり、バイバイしてくれたりって感じ。
今日に限ってめちゃめちゃ天気良いから死ぬほど暑かった。
意味わからんくらい空青い
このポイントで30分くらい経った頃におっちゃんが中指を立てて過ぎ去っていった。想定してなかった出来事に一瞬パニックを起こした。悲しすぎる、なんでそんなことをするんや、世の中いろんな人種がいるんやなとしみじみ。
2時間経過。全然止まってくれへん、でも景色は最高。
目的地の距離が距離やから厳しい戦いになるのは分かってた。もっと近い距離の目的地にして少しずつ進めるっていうのが一番良いけど、テント無いし次の宿をすでに予約してしまってて、万が一の時にバスを使って移動できる地点が無かったから、一発でコトルに行く必要があった。だからデットラインもあった、終バスの。
いや〜綺麗!!
3時間経過。しんどい、シンプルに疲れる。最初は止まってくれへんくて一喜一憂してたけど、この頃からは「はい、次〜」くらいのテンションでとてつもない速さで切り替えれるようになってた。途中近所の兄ちゃんがめちゃ良いポイント選べてると思うって言ってくれたから、だいぶ励みにはなってた。
でも流石にこの頃くらいからなんで止まってくれへんのか自分の中で仮説を立ててた。
1.目的地が遠すぎる
2.立ってる場所が悪い
3.態度が悪い
一番が原因なら諦めて良いかなって自分の中で思ってた。二番目に関しては、コトルにそのまま続いてる幹線道路のバス停の少し手前やから多分大丈夫で、これ以上に良い場所は付近にはなさそうやった。三番目は多分大丈夫。って考えたら、やっぱ目的地設定が大きな原因なのかなって結論を出した。
四、五時間が経過した頃に、1人の兄ちゃんがわざわざ逆側の車線から近づいてきて(言ってしまえば逆走)、理由はあまり理解できへんかったけど、とにかくここを通る車はコトルまでは行かず基本その途中までしか行かんって言われた。萎えた笑。それは流石に聞いてない、ローカルの人しかわからんやんそんな事、やめる!!!丁度終バスの3時間前くらいやった。ありがとう兄ちゃん。めちゃ悔しかったけどこればかりはどうしようもない。良い経験をしたと信じよう。運転手の気持ちを察することが一番大事ってことが分かった。
悔しい、次は成功させる
モンテネグロの国境を越える時に、パスポート提出があった。そういうことか、EUでは無くなるのか、そりゃみんな止まってくれんわ。一回全員降りてパスポートチェックを受けて、もう一回バスに乗って1分くらい進んでまた降りて、パスポート提出。出国と入国の2回分、まとめてくれたら良いのに。ところで、出国した場所から入国する場所までのこの間はどっちの国なんやろ。
バスで隣に座ってたドイツの女の人とめちゃ喋った。薬剤師?か医者?で子供のための薬を作ってるらしい。連休があったからその前後に同僚に仕事を代わってもらって長めの連休を生み出して旅行してた。とんでもないスケジュールをしてた、二日位ろくに寝てないらしい、体力お化け。とても有意義な会話をしてた記憶だけはある、パッとは思い出せん、くぅ、なんでデータが飛んだんや、、、
コトルの旧市街
モンテネグロに入国してからSIMカードが機能しなくて、宿が見つかるか怪しかった(バスが無事1時間遅刻して最終チェックイン時間ギリギリ)けど、男の人が急に現れて連れて行くわって言ってくれた。?!!?!なんで俺の行こうとしてるホステルを知ってるんや?って聞いたら窓から迷ってるのが見えたからって答えた。この時間にこの辺りで迷ってるアジア人って考えたら、確かにほぼ確定で自分のホステルのまだ現れてない人ってなるか。ホステルが俺を見つけてくれるっていう不思議な体験。
精神的にも肉体的にも鍛えられた一日。
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