5/28 day41 日帰りベラート

今日は日帰りでベラートって街に行く。この街は世界遺産に登録されてて、千の窓を持つ街とも言われてる。情報があまり出回ってないから外国のブログにも手を出して調べたけど、ブログによって言ってる内容が多少違ったりしてて、あとは気合いって感じ。

朝6時に起きて急いでご飯食べて宿から飛び出た。情報があまり信用できない分早く行動を開始しなあかん。ティラナは、市内バスと中距離バスと長距離バス(国際線)の3種類あって、中距離バスのバス停は北方向と南方向行きで2種類あって、よう距離バスのバス停は1個。まとめてくれたらいいのに。

今回のバスターミナル

中距離バスのバス停に行くのに徒歩やと1時間半かかるから、そこまで市内バスで行く、ただしどれに乗るかは全く自信がない。

白いバスが来て、TIRANAーKAMEZって書いてあったからそれに乗った、確かブログにKから始まる方面行きに乗れって書いてあった気がした。ほぼ博打やったけど合ってた。料金はバスの中で兄ちゃんが回収しにくるシステム。降りる場所分からんから、Googleマップを見ながらチキンレースしてた、結局一駅前で降りてしまった、チキンやった。でも一駅なんて500mもないから大したことなかった。後から知ったけどバスターミナルにも止まるからでっかい駐車場の近くに停まったらそこで降りたらええ、すぐわかる。

安い

バスの中

バスターミナルの目印

この中から探す

なんとなく撮った

 あとは停まってるバスの中から自分の行き先が書いてあるバスを見つけて乗り込むだけ、お金は降りる時に払う。このことを知ってたら意外と簡単。片道400Lekって言ってるブログと500Lekって言ってるブログがあったけど後者やった。バスはパンパンやった。折り畳みのプラスチックの椅子を組み立て真ん中の通路にもびっしり座ってた。このゆるさが良い、人多すぎてめちゃめちゃ暑かったけどな?!基本的に何も考えずに終点まで乗れば良いけど、地元民は自己申告性で途中下車したり、途中から乗って来たりした。なんなら途中で乗ってきて2キロくらい乗って何も払わずに降りていった人もおった、ローカルルールすぎる。

分かりやすい

ぎゅうぎゅう

 無事到着。中心地まではバスに乗っていけるらしく、トイレ(無料)に行って出てきたら間の前に緑色のバスが止まってて、センター?って運転手に聞いたら乗れって言われた。バスは出発してからいきなり逆方向に向かって勢いよく進んでいくけど、すぐにUターンするから安心して。横におった観光客は心配になって運転手に確認しに行ってたけど、自分は不思議と冷静やった、多分謎のメンタルを手に入れつつある。30Lek、40円くらい、安すぎる。

 散策開始。川を挟んだ両側の傾斜地に伝統住居は並んでて、片側はキリスト教、もう片側はイスラム教の人は多く住んでるらしい。オスマン帝国時代の家がそのまま残っててなんか親近感がすごかった、なんたって修士の研究はトルコの伝統地区についてやったからな。地獄の思い出を思い出しつつ複雑な感情で歩き回った。あ、なんか知らんけどフランス人と帰りまで一緒に回った。今週四連休取れたから旅行してるみたい、EU圏の人は国内旅行の感覚で国境を越えるからマジで良い。そりゃ英語も気づいたら喋れてるわ、実践する機会が圧倒的に多い。

キリスト教側

イスラム教側

 山の上には遺跡があるからそこにも行った。入場料がかかるって言う情報もあったけど、裏ルートで行ったから実際はどうなってるのか分からん。コトルの時もそうやったけど、あまり観光客が多くない場所は登山道が裏門に繋がってる。

山道の入り口

ここから登った

 昼ご飯はしっかり伝統料理を頂いた

おやつ、トルコで死ぬほど売ってるやつ、砂糖染み込ませケーキ

焼肉屋のレジに置いてあるガムのノリでフルーツが置いてあった。大きく見えるけど、ピンポンだまよりちょっと大きいくらいのサイズ。いろんな色があるらしい。酸っぱいりんごって感じやった、中に種が一個入ってて美味しかった。

ケーキ作りすぎたからあげるって言われた

奥で料理をしてたのが母で接客は娘さんがやってた。アルバニア語を教えてもらったけど、むず過ぎて覚えれる気がしなかった、「こんにちは」と「ありがとう」くらいは言えるようにしたかったけど諦めた。娘さんですら、アルバニア語よりも英語の方が喋りやすいって言ってた、流石にびっくり。君の国ではなんていうのって聞かれて、ありがとうって答えたら、あら日本から来たのねって返された。そうやって出身を聞き出すやり方があるのか、スマートすぎる。

色々回ってティラナに戻った。

画質めちゃ下がる

出発前は無限に写真でも撮ってやろうって気合い入れてたけど、2人で回ったからあまり撮られへんかった。初対面って言うのもあって結構気を遣った。でもその分いっぱい喋れたし、食事も2人でシェアして色々試せたからまあプラマイ0ってところかな。初対面の人とご飯とかバーに行くと相手の金銭感覚がどうなってるのか分からなくて毎回ちょっと緊張する。EU圏内やと、たいてい向こうは日本は金持ちやから大丈夫っしょって言うテンションでくるけど、実際は日本の方が全然安いし(特に今は円安)、お金に制限かけて旅行してるからなおさら金銭感覚が合わん可能性が高い。でも、いつも使えるお金があまりないって先にほのめかしてるからなんとかなってる。EUを抜けてからは割と物価が安いからあまり気にせずご飯とかに行けてる。お金の余裕は心の余裕に繋がる、これは紛れもない事実、痛感してきた。

 ドミトリーに泊まるとよく一緒に回ろうって話になる。だから、1人でマイペースで回りたい自分と、国際交流をしたい自分がいつも戦うことになる。そして相当疲れていない限り基本的に後者が勝つ。

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